きらきら。

ジャニーズのきらきらを重く痛く語る

24から感謝届きました!

12/24、25をジャニーズWESTと過ごしてきました。

 

 いやぁもうイケメンと過ごすクリスマスは素晴らしいですよね…とりあえず何か久しぶりにコンサートで大号泣しました…泣いたのは多分、関ジャニ∞のJUKEBOX以来かも知れません、本当に泣かないんで。これまで実は、コンサートに於いての挨拶というものに感情の重きを置いたことがありませんでした。頑張ったねぇ、お疲れ様だねぇ、そういう婆心は常に持っているのですが、きっと彼等はこういうことを思ってこういう発言をしたのだろうな、という所謂感情移入というものをしたことがありませんでした。

 

2016年12月25日までは。

 

 24日、いよいよコンサートだとそわそわしつつチケットを確認、お茶も持った、トイレ言った、ジョッキみたいな雪だるま型のペンライトも持った、ちょっと頑張って作った【流星】って字を貼りつけたうちわも持った、服も青いニットで気合を入れて、ツイン推しなのでスカートはピンク色にしてみたり。まぁいい年齢の大人が気合を入れたんですよ。白い幕が張ってあってハハァこの裏に彼等がいるのだなぁ彼等はきっと白い幕が降りるとその中にいるのだろうなぁと、そんなことを一緒に入った子と話しながら待っていました。そろそろかな、なんて話ながら流れるええじゃないかに身体を揺らし、【もう一回!】の合唱に笑顔を浮かべて。そういえば、彼等のコンサートは4月の仙台ぶり、彼等を生で見るのは7月のワクワク学校ぶりだなぁ、そう思うだけで胸のドキドキが止まらなくなってきました。ええじゃないかが終わったちょうど良いタイミングで、ドームが真っ暗になりました。胸のドキドキと緊張で、仄かに手が汗ばむ。

 OP映像の流星くんに心臓ぶち抜かれ、エッこの子今から出てくんの、どうしよう映像だけでこんなに男前とか本人見たら毛穴という毛穴から色んな何かが出て来るんじゃないの、エッエッ、思っている傍から白い幕が落ちて、

 

 そこに、私の担当さんが立っていました。その瞬間、予想しなかった事態が起きました。涙が、零れました。前日に更新された彼のweb連載、来れなかった人もみんな楽しませたい、その想いが彼の表情から溢れていました。その姿を見るだけで、涙が本当に一回だけぽろっと、零れました。アイドルを見て涙を零すなんて、本当に初めてのことだったんです。流星くんと小瀧くんが肩を組んで、髪型がきっちりシンメトリーになっていて、銀髪とアッシュブラウンのまさにBlack & Whiteじゃないですか。びびべべいっしゅんでほら…アウアウ…

 とにかく、藤井流星は実在していました。ホログラムじゃね?とか思ってたけどいました。赤チェックを基調とした衣装をまとって、そこで歌っていました。踊っていました。ドームという広い空間を、まるで無尽蔵の体力を持ったみたいに、羽根が生えた様に軽やかに、7人が走り回っていました。怒涛のシングル攻め、そして、桐山くんの挨拶の後に始まったダンスメドレーなどなど盛り沢山。

 

 そんな中、やはり観に行った方の心に残ったのはジュニアメドレーだったのではないでしょうか。彼等の若かりし頃の映像と共に、当時の衣装で当時と同じダンスで、彼等はシングルにも収録された【シルエット】を含む5曲を歌いました。

 

―とまぁ、コンサートの構成的な感想はこの辺に致しますね、たくさんの方がとても素晴らしいレポを上げてくださっているので。ここからは、完全に個人的な感想です。

 

 7WEST面子によるDial up。イントロの電話のプッシュ音と共に、ドームが揺れる程の絶叫が鳴り響きました。重岡、神山、藤井、小瀧。この四人でこの歌を聞くのはきっと、これが最後になるのだろうなと思いながら、バクステでガッシガシに踊る四人を見ていました。2014年1月1日。忘れられないカウントダウンコンサート。ジャニーズWEST4の華々しいデビュー。入らなかった三人。どこかぎこちない四人の笑顔が載ったスポーツ紙。流星くんも10000字インタビューで話していた、デビューまでの話。濵ちゃんが心配するぐらい、言葉を交わさなかった流星くんと小瀧くん。晴れて7人でデビューして、7人でシングルを発表して、そしてこの日を迎えて。

 ええじゃないか、7人でのあのフォーメーションがそれを物語っていて、あれって中間、桐山、重岡、小瀧の隣にそれぞれ濵田、神山、藤井が入る様になっている。7人でしか出来ないフォーメーションなんです。肩を組んでお互いにマイクを向け合って、そして放つ言葉は『ええじゃないか』。本当に良いです、7人が良いです。何となく、あの歌を歌う事によって四人は本当に7人の中の四人になれたのかなぁ、と思いました。

 

 そして、25日二部、所謂オーラスの挨拶。ここからは本当にかなり痛いツイン厨を発揮するんで無理な方はお控えくださいね。

 

 最年少小瀧くんの挨拶が印象的でした。自分が事務所に入った時をゆっくりと思い出しながらお母様に連れられて通った話をして少しだけ笑いを誘い、そして出会いの話へと。【先輩風吹かせてた神ちゃん、何考えてるんか解らんシゲ、】ここまで小瀧くんが話して、もう私は胸が痛くて苦しくて、緊張でどきどきしていました。小瀧くんは、流星くんをどう語るのだろう。小瀧くんの話す流星くんって、どんなものなのだろうって。小瀧くんは少しだけ間を空けました。忘れられません、あの時の少しだけ張りつめたドームの空気。ツインタワーは、きっとファンの方の中でも少し特別なのかも知れない、普段お互いの事をツレだし親友だし、どことなく仕事上の仲間というかプライベートまで共有する存在だと良く話しているのも知っていますし、でもそんな中で小瀧くんは流星くんをどう語るのだろう、緊張で思わず座り込んでしまいました。

 

【たった12歳の俺を、遊びに誘ってくれた流星】

 

 ドームに感嘆の声と歓喜の声が溢れました。それと同時に、小瀧くんはどんどんと泣きだしてしまって。そしてお兄ちゃん3人との出会いも話して。すごいなぁ、小瀧くんはすごいなぁって、思いました。このオーラスでの挨拶で、小瀧くんはドームに対して見ていた悪夢や2014年1月からかかっていた忌まわしい悪夢から、目覚めることが出来たのならとても嬉しいなと、やっと本当に彼等はNEXT STAGEへと進むことが出来るのではないのかなぁと、思いました。

 そして流星くんの挨拶、既にちょっと目がうるうるとしていた彼は、しんみりした空気を打破しようとC&Rを会場に求めました。その掛け声がきっかけで流星くんは、本当に珍しく涙をぼろぼろと零してしまったのですが、流星くんは、前を見ながら涙を零しました。きらきら輝くスポットライトを浴びながら、涙を零しました。服の袖で涙を拭いて、そして前を見ながら泣きました。同時に、わたしの涙腺も我慢が出来ずに決壊してしまいました。(ちなみに、今これを打ち込みながらも泣いてしまいました何て重いオタ)少しだけ泣いて、そして流星くんは3回の公演での挨拶で三回全て言っていた言葉をやっぱり言いました。

 

『綺麗やなぁ』

 

 流星くんは、毎回挨拶のたびに青く海や夜空みたいに染まったペンライトの海の中でそう言っていました。青く染まったドームの中で、流星くんは必ず感嘆するようにそう言いました。メンバーが挨拶するたびにその子の色で染まるドーム。流星くんの話す時は、当たり前に青く染まっていました。きっと、それはドームでしか見れない光景。願わくば、流星くんにまたこの光景を何度でも見せてあげたいと、そう思いました。

 流星くんは、自分の見せ方を知っている人で、生々しいぐらいに人間で、負けず嫌いで、そして誰よりもファンを目に焼き付けようとしていて、見えるうちわには必ずファンサをして。笑顔でにこにこして、でも決める時はちゃんとかっこつけて。ダンスや歌も本当にラキセ魂よりも何倍も上手になっていて、その姿を上から見ながら、わたしは自分が流星くんのファンだと思った日を思い出すことが出来ました。

 

 いつだって真面目で、本当に愚直なぐらいに真面目で真剣で、そんな流星くんをわたしは好きになったのだなぁ、そう思い出しました。初めてのドームコン、大成功に終わって良かったね、Wアンコでぐっと肩を組んだ流星くんと小瀧くんを見て、改めてそう思いました。次は『なう』。これまでの彼等が知らず負っていた呪縛から解かれて、これからの彼等がどんな『なう』を見せてくれるのか。とっても楽しみです。

 

(1/6横アリ、1/22福井、5/7広島参戦予定!)